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今年のベストバイ

2016/12/29 17:44
ここのブログの年一回の唯一の更新として、今年購入した音楽(CD、レンタル含む)で特に良かったなと思ったものを挙げていきます。
2016年に自分が購入したものですので、リリースが今年のものではないので悪しからず。
今年は購入枚数も少なかったのもあるのかもしれませんが、パッと思いつくものが少ないので、三枚に絞ります。
(アルバムタイトルをクリックするとAmazonに飛びます)

YELLOW DANCER/星野源(2015)
レンタルなのですが。去年のリリース時にすぐ聴いてみようと思っていたのに、TSUTAYAに行ってもかなりの間在庫が全て貸出中で、今年になってやっと聴けたという人気ぶり。実際その評判に違わぬ良い作品でした。アートワークのセンスも素晴らしいです。

Vキシ/レキシ(2016)
買った日は一日中聴いてました。ふざけ方が丁度良いというか、くだらない(褒め言葉)ので、レキシのアルバムはどれも全て良いのですが、殊に本作はアルバムとしてまるっと良かった印象です。それでも特に、二曲目「KMTR645 feat.ネコカミノカマタリ」が気持ちよかったです。

ROED SONG/Wes Montgomery(1968)
独学で妙技を編み出したジャズギタリストの遺作。ジャンルとしてはイージーリスニングにあたる本作は、そのジャンルにふさわしい心地よさがあり、全編通して30分という短さゆえ、聞き終わるとすぐリピートしてしまいます。
遺作ということで、アートワークにはどこか寂しさを感じさせます。ジャズ初心者なので、恥ずかしながら今年始めて知ったアーティストなのですが、これからも長く永く聴き続けることになりそうです。実に素晴らしかったです。


……以上です。来年も良い音楽を見つけて過ごしたいものです。
それでは良いお年を。
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今年の5枚(2015)

2015/12/29 11:35
例年通り、ここに今年気に入った音楽アルバムのベスト5を紹介。
今年リリースされたのではなく、あくまで筆者が今年購入・レンタル・頂いたもの等で良かったもののリストです。


PIKES PEAK/ THE DAVE PIKE QUALTET(1962)
ジャズをよく聴くようになったが、ただビル・エバンスが好きなだけで、彼のディスコグラフィーを追っかけているだけなのだが、その中で決めたアルバム。ビブラフォン奏者のデイヴ・パイクのバンドにエバンスが客演したもので、4曲目の「ベサメ・ムーチョ」が特に良いです。また、ジャケットのデザインが素晴らしく、今年一番のアートワークです。


Beyond the Bluebird/Tommy Flanagan Trio featuring Kenny Burrell(1990)
これまたジャズ。お世話になってる友人より借してもらったアルバム。トミー・フラナガンの「OVERSEAS」というのが気持ち良い音楽だったので好きになったのだが、本作はそれ以上に良かったです。とても聴きやすくてずっと気持ち良い。ウィキペディアによれば、トミー・フラナガンの音楽は中庸を得たもの…とあり、おかげで適度にエンタメ度が高いというか、自分のような初学者にとってはとっても聴きやすいのかもしれません。終わったらまた再生してしまうくらい好きです。


佐々木健太郎/佐々木健太郎(2014)
アナログフィッシュのベース/ボーカル、佐々木健太郎のソロ。9曲目「クリスマス・イヴ」がとても良いです。ロックからAOR、ダンスといろんな風味の曲でアルバム通して飽きません。とても優しい音楽。


HELLO/Drop's(2014)
女子ボーカルのバンドを紹介するネットのまとめ記事をみて惹かれて購入。
ボーカルの声が良くて、7曲目の「どしゃぶり」がとても好きです。ボーカル(作曲も担当)がミッシェル・ガン・エレファント好きとあって、そのまんまのサウンドではあるものの、歌詞には酒・タバコではなくアイスクリームなどが登場しているのが面白いです。ならず者が集まる酒場に颯爽と現れミルクを注文、あざ笑うチンピラを早撃ちで屠る感じ。カッコイイです。

・miss M/竹内まりや(1980)
山下達郎サンデーソングブックで、スーパーフライがカバーする「Sweetest Msic」(本作1曲目)を聴いてとても良かったので、その足でCD屋に行って購入。他の曲も素晴らしくて、ずっとループ再生でした。1〜4曲目がL.A録音にはジェフ・ブリッジスが参加という豪華さもあってカッコイイです。ジャケットが地味なのが良くないのか、あまりセールスは振るわなかったようですが、間違いなく名盤だと思います。多分本作が今年最も聴く頻度が高かったアルバムです。


…以上な感じです。良いお年を。


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今年の10枚2014

2014/12/28 09:38
もはや年に一回、この時だけしか記事を投稿していませんが、例年通り、今年の個人的にグッと来た音楽アルバムを紹介します。ランキング形式ではなく、順不同で、言うなれば「1位タイ」という事です。

また、2014年に発売された音楽ではなく、あくまで2014年に自分が購入・レンタル・プレゼントなどで聴いた音楽アルバムです(括弧内が作品の発表年)ので悪しからず。では以下より発表です。「アルバムタイトル/アーティスト名」を押すと、アマゾンへ飛びます。

・NIAGARA CALENDER/大滝詠一(1977)
昨年末の、あまりにも急な訃報にはただただ驚くばかりでした。以前から、それなりに大滝詠一のアルバムは聴いていましたが、まだまだ知らない大滝作品があったので、買い進めていき、中でも抜群に良かったのが本作です。
お正月からクリスマスまで、一年を12曲で表現しており、最後にまた、除夜の鐘からお正月を待ちわびて終わるので、ついついループで聴いてしまいます。6月の梅雨を歌った『青空のように』が非常に良いです。今年の12月に出たベスト盤「Best Always」には、シングル版が収録されていますが、個人的には断然こちらのアルバム版のが良いです。本アルバムはこの『青空のように』の次の『泳げカナヅチ君』への落差(くだらなさ)も含め、名盤だと思います。

・二十九歳/Base Ball Bear(2014)
『そんなに好きじゃなかった』という曲のPVをYouTubeで見て中々かっこよかったので購入。
全16曲というボリュームで、かなりの意欲作のよう(初めて買ったバンドなのでよくわからない)。ライムスターをフィーチャーした『The Cut』がとてもカッコ良かったです。アルバムタイトルがおそらくメンバーの年齢を指していると思われるので、「イマドキの29歳」的なものが歌われているのかと思うが、ボーカルの声の瑞々しさも手伝って、「19歳」と名づけた方がシックリくるのではという世界観でした。今後も期待したいと思います。

・MOONGLOW/山下達郎(1979)
上半期最も聴いた、かもしれないアルバム。とにかく猛烈に良かったです。
それまで不人気であった大阪で、前作「GO AHEAD!」収録の『BOMER』がヒットしたことで自信を得て制作された本作ということのようで、とにかく演奏がかっこいい(歌唱は言わずもがな)です。異常なほどの完成度にいつも圧倒されるのですが、本作が当時のベストアルバム大賞を獲得していると知り、非常に納得しました。
おかげで他の作品も聴き漁る事になりました。

・キラキラと輝くもの/筋肉少女帯(1996)
本作は友人から頂いたのですが、傑作でした。全曲捨て曲なしの傑作。『機械』、『サーチライト』の必殺曲を持つ大傑作。とにかく褒めるしかありません。「俺が狂ってるのは、お前らが狂っているからだ」という狂気が彼らの作品世界に横溢するオーラですが、本作ではその中に「いつまでもこのままではおられない」という諦めのようなものがあり、『お散歩モコちゃん』にはヤバさの中に悲哀があるのが、最大の魅力かと思います。アルバムタイトルが全てを象徴している一枚。

・Mystery/Rah Band(1985)
こちらもいただきもの。。このアルバムのおかげで、シティ・ポップに目覚めて、tofubeatsとか聴くようにもなりました(見当違いの方角なのかもしれませんけど)。懐かしい80年代感があるけどオシャレで気持ちいいです。感想がそれくらいしか出てこないけど、これを聴きながら都会を歩けば、人混みも車のライトや店のネオンも、全部が作品のための演出に感じられます。


・JUMP!/Van Dyke Parks(1984)
いただきものシリーズ。はっぴいえんどの「さよならアメリカさよならニッポン」をはっぴいえんどのメンバーと共に作ったという話と、ビーチボーイズの「スマイル」に関わった…という程度しか知らなくて、全然聴いたことがなかったのですが、このアルバムは非常にツボでした。ヴァン・ダイクが子供の頃に読んだおとぎ話『ブレア・アビット』を音楽にしてみよう、というコンセプトの元に制作されたので、はじめから終わりまでの統一感が完璧で、ジャケットの通りの映像が頭に浮かんで来て楽しい作品でした。

・桜富士山/奇妙礼太郎トラベルスイング楽団(2012)
車のCMで「オー・シャンゼリゼ」の歌を聴いて、歌ってる人は誰だろうと思っていたら、この奇妙礼太郎という人だとわかりました。今、これだけ朗らかな歌声の人はそういないのではないかと思います。この方は色々なバンドやらソロやらで幅広く活動されてるようですが、個人的にはこの「トラベルスイング楽団」が皆でワイワイやっている感じがあって好きです。「オー・シャンゼリゼ」にかぎらず、色々な曲のカバーもとても良いので、多分もう皆知ってる実力派なんだと思うけど、さらなる活躍と発展を期待せずにいられません。

・幻倶楽部/吉澤嘉代子(2014)
「魔女図鑑」を聴いた途端ファンになって、新作を心待ちにしていたので、見つけるなり購入しました。
一曲目から相変わらずのセンスで最高です。ムダ毛についての駄妄想を垂れ流したあとで、「恋愛倶楽部」で乙女チック全開のポップを聴かせてくれます。残念なのは6曲のミニアルバムだということ。もっと聴きたいので、次は是非フルアルバムを早く!

・BAND WAGON/鈴木茂(1974)
これもいただきもの。今年は大滝詠一界隈づくし、というしかない状態の一年でした。
そういうつながりで本作を知ったという経緯ではありますが、今まで聴いてなくて本当にすみませんでしたと、土下座しなくちゃいけないくらい良いです。一曲目の『砂の女』がまず凄くて、メロディも演奏もなんだか聴いたことない流れで、感じたことのない浮遊感があって凄く気持ちいいです。当時流行りだしたクロスオーバー(フュージョン)なサウンドは、軽快な感じでも切れ味が鋭く、凄まじいで済まないものがあります。これを作ったのが鈴木茂23歳の時で、本人以外全員外国人ミュージシャンで、録音もL.Aという所がまた、この作品の凄さに説得力を与えていると思います。恐ろしい程素晴らしいアルバムでした。

・MOTIVATION/Bob Crewe(1977)
これも結局、大滝詠一つながりになるといえば言えるのですが、最近になって山下達郎の「サンデー・ソングブック」というラジオ番組を聞き出して(毎週日曜14:00〜14:55)、そこでボブ・クリュー(『君の瞳に恋してる』の作者)という人が今年に亡くなり、追悼企画として山下達郎が好きな曲をかけて紹介していたのですが、その最後に紹介した『It Took A Long Time』という曲がとても良かったので、収録されているアルバムを調べて、タワレコで購入しました。この曲だけ目当てだったのですが、他の曲も必ず心に残るメロディがあって良かったです。自然と身体が揺れてくるリズムが心地よく、元気が出てきます。

<特別賞>
以上が今年の10枚と区切りをつけた場合の作品紹介ですが、今年は個人的には快挙と言えるアイテムが出ました。

Apple Years/George Harrison(2014)

ダークホースイヤーズに続く、待ちに待ったアップル在籍時のソロ・アルバムのBOXセット。
部分的にリマスタ版がぽろぽろと再発されていたので、ここにきてまとめてBOXになるというのは、中々アコギな気もしますが(既発作品があっても特に新味はない点など)、それでも「ふざけんな」とニヤニヤしながら購入してしまうのがファンの性という事でしょうか。
何度も聴いてきた作品なので、言うに及ばない内容ですが、「オール・シングス・マスト・パス」がLP時代の白黒ジャケに戻ったことなどは嬉しい変更でした(風刺・批判性の高い2000年リマスタ版の着色ジャケも良いけど)。なんにせよ「よくやった!!」と賛辞を送ります。

…という感じです、2014年は。良いお年を。








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今年の五枚

2013/12/31 11:01
もはや年末にのみ、この記事を書くだけとなりましたが、今年もやります。
2013年の個人的ベストアルバムの紹介です。選りすぐって5枚、2013年に購入したアルバムであって、
今年発表されたものではありません。

それでは早速…

第五位:FREEDOM SUITE/The Young Rascals(1969)

このバンドの「ヤング時代」のアルバムが五枚一組になった、とても安価なボックスセットがあって、元々はそのボックスに収録されている「GROOVIN'」というアルバム目当てだったのですが、結果的に本作が一番お気に入りとなりました。
ブルー・アイド・ソウルといえば、で名の出るのが(ヤング)ラスカルズですが、確かに白人なのに「黒い」です。
5曲目の「A Ray Of Hope」はタイトル通りの希望にあふれた名曲でとても美しいです。後半おふざけ気味に終わるのが勿体無い感じでしたが、他の曲も素晴らしかったです。

第四位:Silk Degrees/Boz Scaggs(1976)

近年徐々に、AORの魅力に気づきつつあり、その素養を高めてきましたが、遂にその魅力に開眼、そして出会ったのが本作でした。友人に勧められての購入となりましたが、買ってよかったとつくづく思う名盤。イントロを聞けばおそらくだれでもわかる「We're All Alone」が収録されているだけですでに大名盤なのですが、「It's Over」など、こちらの耳を裏切らないメロディーで、最も気持ちいいところに音を置いてくるのでたまりません。たまらなすぎて、本作が入っている五枚組のボックス・セット(上記のヤング・ラスカルズと同じ仕様のシリーズ)を購入してしまいました。

第三位:I Will Say Goodbye/Bill Evans Trio(1977)

51歳という若さで世を去ったビル・エヴァンスの最晩年にあたるころの作品。ドラッグと不摂生、恋人の自殺などで満身創痍(原因はビル自身にあるともいえるのだけど)の状態になっていたのを知ると、非常に痛々しいのですが、それらの負のエネルギーを完全に芸術として還元させています。3曲目の「Seascape」、5曲目「I will say goodbye(take2)」など名演奏を聴かせてくれます。晩年の作風は「耽美的」と、やや批判的な紹介のされ方がされるようですが、聴く者の心に染みこむ音色は、自らの来し方を振り返りつつも、エヴァンスの内面へと思いを巡らせずにはいられません。今年下半期、特に寒くなってからは非常によく聞きました。ジャケットも素晴らしいです。

第二位:A Coming Of Age/Lucky Soul(2010)

友人に勧められて一聴して気に入り、正に聞き狂った一枚。60年代っぽくレトロな1stも洒脱で良かったのですが、2ndとなる本作は、そこから数段の進化を遂げたロックになっていて、無茶苦茶カッコイイです。録音にあたり、ボーカルを230回もリテイクさせてまで求めた制作への執念は、見事に『完璧』なアルバムとして結実していると思います。「Love3」の純然としたポップスと「A Coming Of Age」の力強さと、とにかくスキがないです。その分、限定版のオマケDVDに収録されているライブでは、及第点ギリギリなパフォーマンスだな、という印象でしたが。。
それはさておき、本当に素晴らしい傑作なので、これを糧にして、早く次回作を出して欲しいところです。待っています。

第一位:Boulders/Roy Wood(1973)

the Move〜ELOのメンバー、ロイ・ウッドの1stソロアルバム。全ての作詞作曲、演奏までを一人で手がけたという、さながら英国版トッド・ラングレンのような仕事の本作は、ロイの天才性が爆発している大傑作だと思います。一曲目からグイグイ引きこまれて、気持ちのよいまま二周、三周…とループで聞き入ってしまいます。この後に彼が結成したウィザードというバンドは、アルバム一枚躁状態のようなハイテンションな曲ばかりなものですが(だがそれが良い)、その点この「Boulders」はバランスも良く、賑やかな後に「Wake Up」のような遊び心を込めた静かな曲を配置していてとにかく飽きません。ELOが「ビートルズの再来」と呼ばれた所以が、ジェフ・リンだけではないことがわかる作品。買って絶対損なし。本当に買ってよかった。


…というわけで、今年買ったもので、パッと頭に思い浮かぶ作品を五枚紹介しました。他にもよく聴いた音楽は沢山あったのだけれど、時間の都合やらなにやらで、以上に留めたいと思います。

それでは良いお年を…
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今年の5枚

2012/12/31 08:42
結局今年も、このブログにはこの記事しか書かない事になってしまいましたが、
例年通り、2012年のベスト・バイを選出しておきたいと思います。

2012年中に購入した音楽で、個人的にグッと来たアルバムを選んでいます。
作品の発表(発売)年が2012年というわけではありません。

そして、今年はけして不作ではないのですが、10枚にならなかったので、ベスト5にします(時間もないし)。

第五位:JAKE BUGG /Jake Bugg(2012)

ネットの音楽記事で知って購入。ノエル・ギャラガーが、ボブ・ディラン・ミーツ・アークティック・モンキーズと評したということで、正にそんな感じで、非常にカッコイイです。なんといっても18歳というのがスゴイ。しかしアコギ主体の演奏だからか、曲の持久力に欠ける気もします。

第四位:ニニニニ/嘘つきバービー(2011)

今年の夏あたりに知って、あまりの面白さに聴きまくりました。ロックな音で音頭を奏でるのがたまらなかったです。スリーピースバンドなのに音に隙間がなく、意味不明な歌詞を飄々と歌うボーカルも秀逸でした。「バビブベ以外人間」はじめ、PVも彼らの世界観を忠実に再現した映像で最高です。知るのが遅すぎたのが残念なくらい、今後も目が離せない逸材だと思います。

第三位:COLD FACT/RODRIGUIEZ(2008)

「ザ・レイド」という映画を見に行った新橋の映画館で、「Searching for Sugarman」というドキュメンタリー映画も予告を見て、あまりに気になったので購入してみた一枚。CD化が2008年で、作品自体は1970年前後のようです。ボブ・ディランに匹敵すると噂されながらも、本作の後にもう一枚アルバムを作ったくらいで、全く売れずにアメリカの音楽界を去ってしまったという謎のシンガーソングライターらしいです。そのあたりは上記の映画で詳しくわかると思いますが、映画のタイトルにもある「Sugar Man」という曲がとてもカッコイイです。他の曲も心に染みる、滋味あふれる曲が多いですが、70年代にしては60'sっぽすぎるのか、アレンジがオーバーなのか、それなりの残念感もあるにはあるかも知れません。しかし今年これを買ってからは、本当によく聞いてました。

第二位:暁/→Pia-no-Jac←(2012)

ピアノジャック。カホンとピアノの二人のインストバンドで、右から読むとカホン、左からはピアノと読めるというわけで、両サイドに矢印がついている、という事だそうです。YOUTUBEでPVを見た時に心奪われ、即購入。凄まじい疾走感をもちながら、非常にパワフルで最高です。ゲーム音楽好きにはたまらないクライマックス感が本当カッコイイ。本作一曲目の「Paradiso」が特にカッコよくて、曲中で何ステージもクリアしてラスボスに挑むような感じでテンションが上がりまくりました。アルバム収録曲数が少ないので、一枚じゃ飽きたらず、別のアルバムにもついつい手が出てしまう中毒性のある音楽でした。6月あたりはこのバンドのアルバム群しか聴いてなかったくらいです。

第一位:ELECTRIC DIRT/LEVON HELM(2009)

今年は多くの著名人が亡くなりました(殊に冬に入ってからの訃報にはショックなものが多かった)が、その中でも特にショックだったのが、ザ・バンドのドラマー兼ボーカルのレボン・ヘルムの死でした。長いこと癌を患っていたのは知っていましたが、それでも精力的に活動を続け二年連続グラミー賞を獲るまでの活躍を見せてくれたものの、ついに本作が遺作となってしまいました。ザ・バンドまでしかキャリアを注視してませんでしたが、訃報に接してからはザ・バンドの活動休止後の作品にも目を向けるようになり、彼のソロ名義(あるいはRCOオールスターズといった)作品も貪るように聞いてみて、その素晴らしさに耳奪われることしきりでした。自分で曲を作ることはあまり無かったようですが、彼に歌って欲しいと多くのミュージシャンが彼に曲を提供して、それが本当にどれも素晴らしい。おそらく彼の歌声はアメリカ人の心を打つ力が強いのだと思いました。自分も強烈な「父性」を感じます。
病気で喉をやられたために、晩年の歌唱はそんな往年のみずみずしいボーカルではなくなるのですが、逆に「枯れた」感じが非常に味わい深い歌唱となっていました。「古き良きアメリカ」という使い古されたような言葉ですが、これを思い浮かばずにはいられない音楽だと思います。本作の前に「DIRT FARMER」という作品があり、こちらは楽器がアコースティック主体でフォーキーなのに対し、本作では題名通りエレクトリックでよりロックな作品にしており、もしかしたら「〜DIRT」となるような作品をもう一枚作って、三部作にしたかったんじゃないかと思ったりしました。
彼の死は本当に残念ですが、最後まで素晴らしい作品を作っていた事に感動しました。


…という感じです。基本的に今年は気に入ったアーティストの他のアルバムを買い進める、という傾向が強く、購入した音楽はそれなりに多いのですが、それを繁栄させるとレボン・ヘルムが一位から五位まで、みたいなことになるので、五枚にしたという次第です。次点を上げるとしたら「レキツ/レキシ(2011)」というところです。これは本当に下らないけど、レキシにもHIPHOPにもあふれんばかりのリスペクトが感じられる面白い作品でした。

そんな感じで、来年もまた音楽を沢山聞いて生活できるといいなと思います。
それでは、良いお年を。


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【年末恒例】今年の10枚

2011/12/31 02:35
…といっても、今年ここに記事を書くのが今日が初めてという体たらくですが。

今年は色々あり、割りとストレスを感じることも多々あったので、その発散のためにかなり多くのCDを買いました。
またはお世話になっている方からも多くの頂いたものもあり、選ぶのに非常に難儀しました。それだけ多く音楽を聴けたわけで、総体的には嬉しい事であります。

そんな中で、特に心に残ったCD(アルバム)を10枚ここに列記していきます。
紹介していくのは、今年購入、あるいは頂いたCD(DVDも含む)の音楽作品であり、今年リリースされたものというわけではありません。
それでは基本的に順位は適当ですが、便宜的に10位から…

第10位
Whereabouts / Ron Sexsmith (2006)
もうだいぶ前から名前と顔だけは知っていて、非常に気になっていたので試しに購入してみたら、ドストライクでした。
カナダ版渡辺徹みたいな感じの見た目とは裏腹に、非常に味わい深く優しい音楽で、捨て曲なしでした。どの作品でも期待を裏切らないポテンシャルの高いシンガーソングライターだと思います。散歩しながらよく聞きました。
(↓アマゾンリンクを参考までに。ここにあるレビューの方が参考になるし)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00000J2TT/

第9位
Live Rust / Neil Young (1979)
九位もカナダ人。ニール・ヤングのRUST NEVER SLEEPSツアーのライブ音源を収録した本作は、ヤングのライブCDの中でも屈指の充実度だとか。「 Like A Hurricane」が聞きたくて買ったのですが、ほかもやはり侮れませんでした。ジャケのタイトルフォントがやけにスペーシーな字体なのと、ライナーノーツ内の写真のヤングがテクノカット(!)だったりと、なかなか刺激的ですが、終盤の Like A Hurricaneから Hey Hey, My My (Into The Black)、 Tonight's The Nightへの流れはとてもカッコイイです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000002KDI/

第8位
Doolittle / Pixies (2003)
オルタナティブ・ロックの雄・ピクシーズは、日本のオルタナの最高峰だと(個人的に)思っているナンバーガールが敬愛してやまないバンドとして、そのバンド名だけは知っていましたが、個人的にはフー・ファイターズくらいしか聴かない自分にとって、敷居の高い存在でした。しかしたまたまこのCDを頂き、聞いてみるとすぐにお気に入りの一枚となりました。
初期ナンバーガールを思わせる、哀切のあるメロディーが頻発して、とても気持ちいい作品です。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000065PUE/

第7位
Noel Gallagher's High Flying Birds / Noel Gallagher (2011)
オアシス解散後、ついに出た兄貴のソロ。「Heathen Chemistry(2002)」の Force Of Natureという曲が好きで、こんな感じの曲ばっかりのソロアルバムを出さないかなと思っていたら、今年作ってくれました。基本的には、当然ながらメロディはオアシスですが、特に「Masterplan」とかが好きな人にはツボにハマる感じだと思います。ちょっとダンサブルな曲もやってますが、とにかく基本的にオアシスです。そのため、ずっと聞いてると、弟のボーカルが恋しくなってきます。キンクスよりは再結成の可能性は高いと思うので、奇跡を待ちたいと思います。
http://www.amazon.co.jp/dp/B005DHC6R0/

第6位
三悪道中膝栗毛 / 人間椅子 (2004)
ネットでたまたま「洗礼」のPVをみて、あまりにツボで購入。イカ天出身の巨人という感じでしょうか。今まで知らなかったことが恥ずかしいです。バンド名やジャケット通りの音楽で、他の曲もオドロオドロしくて素晴らしいです。陽の入らない教室から、カンカン照りのグラウンドを眺めている感じがします(個人的にはそれが一番江戸川乱歩っぽい雰囲気、という意味)。聖飢魔Uみたいに、ふざけてんのかと思ったら、実はどのバンドよりも高い演奏技術を見せつけてきます。買い進めていきたい邦楽バンドに、久々に出会いました。「意趣返し」という曲が好きです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0002RN8AA/

第5位
Layla & Other Assorted Love Songs / Derek and the Dominos(1970)

これはまあ、記念的に。70年発表の伝説的名盤「いとしのレイラ」、ドミノスの見発表音源4曲を含む二枚組決定盤。これ以前に出ているボックスセットの方が、個人的には有意義な内容かとも思いますが、恥ずかしながら自分はそれを持ってないので、こちらを購入しました。内容は言わずもがなです。知らない人がいるほうがよろしくない、そういう必聴・必修の作品ではないでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/dp/B004I4H8QS/

第4位
Wait for Me / Susan Tedeschi (2007)
こちらもいただきもの。一曲目から持ってかれました。現在のブルーズ・ロックの女性シンガーソングライターとしてはトップレベルの人のようです。夫がオールマン・ブラザーズ・バンドのメンバー、ブッチ・トラックスの息子・デレク・トラックスで、この人のCDも期せずしていただいたのですが、そちらも素晴らしい。でもやっぱり心に沁みるのは、本作スーザンかな、という感じです。ブルーズといっても、かなり洗練されているので、非常に万人ウケする感じで気持ち良いです。こういう人が必ず出てくる洋楽シーンは本当に羨ましいです。

http://www.amazon.co.jp/dp/B000113QFY/
第3位
Fly With the Wind / Mccoy Tyner(1976)
こちらもたまたまネットで見つけたものですが、表題曲の「Fly With the Wind」の疾走感にノックアウトです。ピアノジャズが大好きなので、本作を聞いてからマッコイ・タイナーのCDはちょくちょく探して聴きました。どの作品もエモーショナルな演奏が印象的で(もちろん抑えた曲もある)聴いていてとても気持ちいいです。やっとジャズを聴きこむような事もできるようになった自分にも驚きつつ、今年最も、聞いた瞬間に購入意欲を駆り立てられた何かと衝撃度の高い出会いでした。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0017YZIKU/

第2位
Dirty Deeds Done Dirt Cheap / AC/DC(1976)
今年出会った衝撃のロックバンドがAC/DCでした。ボン・スコット存命中のライブ盤「If You Want Blood You've Got It 」を贈られ、そのジャケのバカバカしさに魅力を感じ、聞いてみるともう完全に持ってかれてしまいました。無意識的に頭を振ってしまうギター・リフに、清々しい程バカバカしいボーカルが本当にカッコイイ。現在、かなり安価に作品が揃うので、ちょくちょくオリジナル作品(ボン在世中の所まで)を買いあさり、その中で特に気に行ったのが本作「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」。表題曲がダサカッコイイです。しかしこのアルバムに強く惹かれるのは曲単体の爆発力というより、全体にみなぎる「ゆかいな仲間」感。放課後のふざけあいのような仲の良さが伝わってきてとても微笑ましいです。AC/DCは最高でした。来年は「BACK IN BLACK」を買います。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00008BXJ4/

第1位
グレイテスト・ヒッツ / Queen(2011)
まさかのベスト盤の一位。結成40周年の節目に出た本作は、とにかくクイーンの代表的楽曲が目白押しの超便利盤です。東日本大震災のダメージは、実害に遭った方々と比べたら些細なものですが、折に触れやはり気持ちが沈むことが多かった一年でした。そんな中で、フレディの歌声に、どれだけ元気づけられたことか。そして本作の日本語盤にしかない「手をとりあって」には、本当に支えられました。栄光と悲哀、どぢらもがとてもドラマチックに表現されるクイーンの音楽は素晴らしいと思います。
http://www.amazon.co.jp/dp/B004CHSXX8/




……という感じです。どれが一位とか、そういうのは本当あまり関係なく、この十枚の他にも、今年は面白い発見が多かったです。来年もまた多くの音楽に出会いたいものです。それでは、良いお年を。




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『ヒックとドラゴン』を観た

2011/05/16 20:48
劇場公開はもうだいぶ前の事だが、当時各方面で絶賛されていて、そのおかげもあってロングラン上映でもあったのは記憶に新しい。そんな名作のニオイがプンプンしていてずっと気になっていたので、先日DVDをレンタルしてきて観た。

…主人公が住む島には、ドラゴンが島の家畜などを狙って大群で襲ってくるので、これを撃退するために皆武装してドラゴンと戦わなければならない。その戦士たちの中で、最も強いリーダーが主人公の父親なのだが、主人公にはそのような父の素質をまるで継いでいなくて、ヘンテコな武器を考案しているが失敗作ばかりで、皆の足手まとい。でもいつかは勇敢な戦士になるのが夢、というよくありがちな設定。それでも、そういう世界観や人物設定を非常に小気味よく、ドラゴンとの戦闘シーン中にアクションを見せながら説明してくれるので、子供はすぐ引き込まれるような作り方は流石だと思った。

物語は進んで、ある日主人公は怪我をして飛べなくなったドラゴンが、島の片隅で弱っているのを発見。
ドラゴンは殺さねばならないのが島の掟だったが、主人公はその痛ましい姿を見てつい介抱してしまう…

もうこの辺で正直飽きて来たので、適当に見ていたのだが、最後まで期待を裏切らない王道のストーリーであった。
それでも「盗人にも三分の理」的な、自分たちにとって害があるから、排除すればいい、という差別的考え方はよくない!という事を、『子供に』教えるには本当に良い映画だと思った。

要するに自分は大人なので、そういう事はもう知ってなくちゃならないわけで、そこがもっとガツンとくるドラマでないと
絶賛は難しい。本作の最後の戦いで、「結局それかよ」と思える安易な着地点を見ても、やっぱり子供向けだなと思ってしまった。でも「おとなも楽しめる」物が、子供には良いものかは正直疑問が残るので、とにかくコレをみて泣く大人がいたらちょっとアレだと思う。自分が対象年齢外なのは言うまでもないのだが。

絵はポップでとても良かった。あんな絵が描けると楽しいと思う。うらやましい。


『インビクタス』のマンデラが放つ「理解せずに批判するな」という言葉のほうが、色々自分には感動があった。









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